千葉県指定伝統的工芸品に「大多喜焼」指定
ホームページをご覧の皆様
いつも私のホームページをご覧下さり、誠にありがとうございます。
この度、私がこれまで30年間に渡って研究と開発に取り組んで参りました
「大多喜焼」が千葉県知事より千葉県指定伝統的工芸品として指定を受け
ましたのでご報告申し上げます。
「大多喜焼」とは千葉県内産出の原材料で土と釉薬を開発し、改良を重ね、
私はこれまでの個展(1999年と2006年の千葉三越での個展)で房州白萩と
房州唐津を発表し、また近年では灰釉を試作しております。
そして、試作した作品は国内外の公募展で多数入選し、多くの皆様から
ご評価を頂いているところです。
私はこれまで陶芸家として、陶芸の道を走り続けてきた人生において、
「陶芸とはなにか?」「陶芸がもつエネルギーとはなんだろうか?」という
関心を現在も抱いているところです。
これらの問いに、まだまだ発展途上である私の陶芸を制作し続け、それと
同時に問い続けることで、その答えに辿り着けるのではないかと考えて
おります。
今回、授与していただきました千葉県、指定にむけて多大なるご尽力とご支援
を頂戴した大多喜町商工観光課の皆様には心よりお礼を申し上げます。
また指定を受け、千葉県知事の森田健作様よりご祝辞を頂き、また陶芸界や
産業界、教育界の方々だけでなく多くの皆様からご祝辞を頂戴いたしました。
この度の授与にこれからも陶芸家として精進し続けることで、多くの皆様のご期待
とご愛情にお応えしたいと願っているところでございます。
今後とも変わらないご指導とご支援を宜しくお願い申し上げます。
令和3年1月25日 千葉県指定伝統的工芸品窯元 井口峰幸