陶芸作家 井 口 峰 幸 Official site

“阿弥陀窯から孤高の陶芸を求道する” 千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」窯元

Profile in Japanese

千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」
工房 阿弥陀窯
代表陶芸作家
井口 峰幸 (いぐち たかゆき)

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ご挨拶

この度は、私の公式サイトをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
これまで私は、千葉県産出の原材料にこだわった釉薬の研究により陶芸
作品を制作して参りました。そして、房総に由来する房州白萩や房州唐
津の試作研究、若き日にアフリカで過ごした経験から模索した民族的芸
術をパッションとした作品で国内公募展や国際公募展に出品し評価を
頂き、個展での発表等を中心に陶芸作家として走り続けて参りました。
そして、近年においては陶芸作家として走り続けてきたこれまでから
陶芸の魅力やものづくりが持つ力について考えるようになりました。
現在、私が工房を構える千葉県大多喜町をはじめ、日本の地域社会は
人口減少による過疎化などで衰退し、穏やかな景色に囲まれる中に、
寂しさが否めません。
そして、現代の日本においてはモノの豊かさが必然とある中で自分の
手でモノをつくるという喜びや感動が失われつつあるのではないかと
私は大変危惧しております。
そういった中で私が取り組んで参りました陶芸は、土から生活までの
一連を扱い、自分の手で作り上げた作品から人の生活を感じることが
出来き、その感動をもって多くの喜びを創り、混沌とした地域社会に
生きる人々へ新たな希望の輝を届ける一石となるのではないでしょうか。
これらの営みは、今を生きる私達だからこそ必要な過程であり、過去か
ら現在、そして現在から未来へ伝承していかなければならないと思いま
せんか。
私は陶芸を通したモノをつくるという喜びを多くの方々に味って頂きた
いという思いがこみ上げてなりません。

千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」工房阿弥陀窯
代表陶芸作家 井 口 峰 幸


現在募集する主なご依頼

(1)陶芸作品の展示・販売や常設展出品への依頼

(2)様々な分野における作家との個展やグループ展出品の依頼

(3)陶芸教室や企業イベント等への出張指導

(4)地域活性化を目指した地場産品の制作・技術指導

(5)陶芸に関わる新規事業の依頼

(6)大多喜焼の陶芸技術を生かした新たな地域活性化事業の開発

(7)これまでの陶芸技術の開発経験から大学など教育機関での指導

以上のご予定がありましたら、お気軽にご連絡ください。

これまでの海外・国内での指導経験を活かし、皆様のご要望にお応え
致したく思います。

略歴

1956年
千葉県八街市に生まれる

1983年
愛知県立窯業高等技術専門校 修了

1984年
常滑市立陶芸研究所 修了
通産省 工業技術院 名古屋工業技術研究所 瀬戸分室 特別研究生

1985年
西アフリカ・ガーナ共和国政府機関にて陶技指導
(87年まで青年海外協力隊 陶磁器隊員)
※西アフリカで2人目の陶磁器隊員として陶芸技術協力に従事

1987年
陶芸による国際協力に関して日本国外務大臣より感謝状を授与

1988年
工房 阿弥陀窯を千葉県夷隅郡大多喜町に開窯

1992年
武蔵野美術大学 短期大学部 デザイン科 卒業

1999年
国画会 工芸部 会友に推挙

2020年
千葉県知事より千葉県指定伝統的工芸品として「大多喜焼」が内定

2021年
千葉県知事より千葉県指定伝統的工芸品として「大多喜焼」を指定
千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」窯元となる

2021年
大多喜町 ふるさと納税 返礼品に作品が選ばれる

2022年
大多喜町にギャラリー&工房「AMIDAYOU」を設立

個展

1993年
西アフリカ民族芸術と陶展 ギャラリー&工房 銀鈴社 (千葉)

1994年
房総半島採取原料による試み展 ギャラリー泉 (千葉・いすみ)

1995年
ぐい呑百器百色展 ギャラリー陶夢 (千葉・成田)

1997年
鉄釉の耀き展 ちばぎんアートギャラリー (東京・日本橋)
房総の土・草・木にこだわる展 千葉三越 (千葉)

1999年
色化粧の彩り展 陶芸ギャラリー呂久呂 (千葉)

2005年
井口峰幸展 陶芸サロン常滑 (東京・恵比寿)

2006年
井口峰幸 作陶展 千葉三越 (千葉)

2011年
井口峰幸 いすみの陶展 いすみ市立田園の美術館 (千葉・いすみ)

2012年
井口峰幸 陶展 新織部考 アートギャラリー銀座 (東京・銀座)

2013年
井口峰幸 陶展 灰釉たちの宴 ぎゃらりぃ喜三郎 (千葉・八街)

2015年
井口峰幸 陶展 ギャラリー花風林 (東京・国立)

2016年
井口峰幸 還暦記念陶展 千葉県立美術館 (千葉)

2018年
阿弥陀窯 開窯30周年記念展 千葉県立美術館 (千葉)

2021年
大多喜焼の世界展 千葉県立美術館 (千葉)

企画展・グループ展等

1994年
ムサビ展 千葉県立美術館 (千葉)

1995年
常滑陶芸研究所出身の4人展 陶芸サロン常滑 (東京・恵比寿)

1998年
徳利&ぐい呑展 日本橋丸善 (東京・日本橋)

1999年
四百碗展 日本橋丸善 (東京・日本橋)

2001年
三嶋茶碗全国陶芸展 三嶋大社宝物館 (静岡・三島)

2010年
精鋭選抜陶芸展 アートギャラリー銀座 (東京・銀座)

入賞

1983年
長三賞現代陶芸展 入選 (以降1回入選)

1993年
国画会展 入選 (以降12回入選)
埼玉陶芸展 戸栗美術館賞 受賞
金沢工芸大賞コンペティション 入選 (以降連続入選)
北の菓子器展 入選 (以降2回入選)
伝統工芸新作展 入選

1994年
現代陶芸めん鉢大賞展 入選 (以降1回入選)
テーブルウェアコンテスト 入選 (以降2回入選)

1995年
現代茶陶展 入選
ながさき陶磁展 入選 (以降1回入選)

1998年
益子陶芸展 入選

1999年
世界工芸コンペティション金沢 入選 (以降1回入選)

2007年
現在形の陶芸 萩大賞展 入選

2008年
織部の心作陶展 入選
セラミックアートFUJI国際ビエンナーレ 入選

出版

1995年
最新現代陶芸湯呑み図鑑 (光芸出版)

1996年
現代茶碗集 (北辰堂)

1997年
現代皿鉢集 (光芸出版)

1998年
現代陶芸皿鉢図鑑 (北辰堂)
現代陶工辞典 (北辰堂)
現代徳利集 (北辰堂)

1999年
茶の湯茶碗銘鑑 (北辰堂)
現代茶入棗集 (北辰堂)

2000年
ぐい呑み大鑑 (北辰堂)
平成陶芸銘鑑 (光芸出版)

2005年
千葉県美術家名鑑 (千葉日報社)
美術年鑑 (~2004年略 美術年鑑社)

2006年
世界芸術家辞典 (順天出版)

2008年
現代人気美術作家年鑑 (2008年~ 美術の杜出版)

2010年
世界芸術家辞典 改訂版 (順天出版)

2013年
J.arts (麗人社)

主な作品の収蔵先(自治体等への寄贈も含む)

1984年
常滑市立陶芸研究所(愛知県常滑市)

1999年
心の花美術館(長野県上田市)

2020年
浄土真宗 木辺派 錦興寺(千葉県流山市)

2021年
大多喜町役場(千葉県大多喜町)

2022年
公益社団法人千葉県観光物産協会(千葉県)

マスメディア等での活動(テレビ番組への出演や企業等での宣伝歴)

1989年
NHK教育テレビ あしたへジャンプ「はるかなる国より」
(1989年2月20日放送)に出演

2021年
株式会社明治による明治プレミアムアイスクリームの宣伝に起用
フジテレビ 千葉の贈り物 「復活+発展!大多喜焼」
(2021年12月26日放送)に出演

2022年
BAY FM 78「YOU 遊 チバ」(2022年3月9日放送)
にて千葉の伝統工芸・大多喜焼が紹介

2023年
NHK BS プレミアムにっぽんぶらり鉄道旅「小湊鐡道・いすみ鉄道」
(2023年4月26日放送)に出演

社会的活動(行政団体等での委員歴)

2016年
大多喜町 総合開発審議会 委員(~2018年まで)

現在

千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」窯元
千葉県指定伝統的工芸品「大多喜焼」工房 阿弥陀窯 代表
ギャラリー&工房 AMIDAYOU オーナー
陶芸団体 創土会 代表